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公開講演会「北極航路研究の最前線 ―ArCS II北極航路課題・JCAR氷工学研究WGの取り組み―」報告

報告者:金野 祥久(工学院大学)
関連課題:北極航路課題

戦略目標③北極航路課題では2023年12月13日、公開講演会「北極航路研究の最前線 ―ArCS II北極航路課題・JCAR氷工学研究WGの取り組み―」を工学院大学新宿キャンパス(東京)とオンラインのハイブリッドで開催しました。これは北極航路課題の2023年度報告会を兼ねたもので、現地参加者は21名、オンライン参加者は59名(いずれも登録数)でした。プログラムはこちら(リーフレット) をご参照ください。

午前の部では、JCAR氷工学研究会の研究発表として、主に船舶や運航に関する内容の発表が4件行われました。現在日本で初めてとなる北極域研究船の建造が進んでいることを念頭に、質疑においてもより具体的な内容や本船への応用について活発な議論がありました。

午後の部では、北海道大学北極域研究センターの大塚特任教授による特別講演と、ArCS II北極航路課題の成果報告が行われました。特別講演では、ウクライナ侵攻によって状況が急変したロシア沿岸航路について影響や実態が詳しく紹介され、北極航路課題にとって貴重な情報となりました。成果報告ではサブ課題ごとに合計4件の発表が行われ、最終年度に向けて目標達成への努力を続ける認識を共有できました。

 

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