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巡回企画展「キョクホクの大河」(埼玉)開催報告

報告者:大石 侑香(神戸大学)
関連課題:社会文化課題

2024年1月13日~2月25日に巡回企画展「キョクホクの大河」を埼玉県立川の博物館で開催しました。巡回は今回で3回目になります。本展は2019年11月にロシア連邦ハンティ・マンシ自治管区コガリム水族館で行われた西シベリアのオビ川に関する巡回展「大きな川の生きものたち」をもとに、社会文化課題・大石侑香の研究成果および日本の川との比較の視点を加えて改編した国際移動展です。展示の第一部では魚の生態をはじめとする河川生態、第二部では漁撈や魚食文化などの川と人とのかかわりを可視化しました。会場では、パネルのほかに、魚のはく製や漁具、シベリア料理の模型を展示しました。

ウケとヨーロピアンパーチの剥製の展示(2024年1月10日大石撮影)

同会場では、川の博物館さんが、オリジナルの関連・比較展示として荒川の漁具と鉄砲堰の絵図を加えてくださいました。開催期間には本展示の企画・制作者の渡辺 友美氏がギャラリートークとミニワークショップを行いました。参加者はオビ川の自然・文化の特徴や川の様々な観察ポイントを学び、それぞれが好きな川とその特徴をまとめました。

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