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セミナー「急変する国際環境下のロシア極東・シベリア」を開催しました

報告者:田畑 伸一郎(北海道大学)
関連課題:社会文化課題

2024年7月11日に北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターにおいて、社会文化課題が協力する「急変する国際環境下のロシア極東・シベリア」と題した一般市民向けのセミナーが対面とオンラインのハイブリッドで開催されました。

ロシアの極東・シベリアの大半は北極域に含まれますが、ロシアのウクライナ侵攻後に生じた国際環境急変の影響を強く受けています。これらの地域は日本・北海道に隣接しており、これまで経済や文化などの面で交流を続けてきた方々にも大きな影響を与えています。これらの地域が現在どうなっているのか、今後はどう変わっていくのか、我々はそこにどう向き合っていくのか、今回のセミナーは、こうした問題を様々な観点から考える取り組みでした。

報告の様子
討論中の一コマ

セミナーでは、社会文化課題の服部 倫卓氏(北海道大学)と田畑がそれぞれ「なぜ今、ロシア極東・シベリアを問うのか?」、「ロシアの北極域:開発政策とその進展」と題する報告を、齋藤 大輔氏(ロシアNIS貿易会)が「プーチンの東方シフトで変わるシベリア鉄道とバム鉄道」と題する報告を行いました。討論者として、丸川 知雄氏(東京大学)と新井 洋史氏(新潟県立大学)が参加しました。会場やオンラインでも多くの質問が出され、予定の時間を超過して議論が続けられました。

このセミナーには対面で約30名の参加があり、オンラインの事前登録者数は105名でした。セミナーの模様は、後日YouTubeにアップされる予定です。

このセミナーは、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター「国際的な生存戦略研究プラットフォームの構築」プロジェクト、NPO法人ロシア極東研、公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)の三者が共催する形で開かれました。