12月半ばに昭和基地に来た49次隊ですが、短い夏の間の作業に追われ疲れているため、ゆっくり島内を見て回る機会が無かった隊員がほとんどです。
そこで2月24日(日)の休日を利用して島内散歩が実施されました。
前日の強風も嘘のようにおさまった穏やかな天候の中、2班にわかれて基地のある周囲約10kmの東オングル島を 基地⇒中の瀬戸⇒貝の浜⇒胎内くぐりの岩⇒基地 島内の名所を回る行程を散歩しました。
又、今回の企画のもう一つの目的として、東オングル島の地形に慣れることと、地図やコンパスの取扱い方の訓練も兼ねています。
基地を少し離れるとちゃんとした道もありません。ごつごつした岩や所々残った雪の中はかなり歩きづらく、気温は氷点下でも汗をかきます。
中でも名所である、「胎内くぐり」は昭和基地を訪れた人なら必ず訪れるといってもいい場所で、大きな岩が割れていて、中を通りぬけることが出来ます。又、貝の浜でみることができる貝殻は、こんな厳しい環境にも生物がいることを教えてくれます。
約2時間半歩き回り、みんな思い思いに写真を撮ったりと十分楽しみました。
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