53次越冬隊4名、54次夏隊9名の計13名で、昭和基地から約1000km離れた南極氷床内陸に位置する「ドームふじ基地」まで、約3週間かけてトラバース旅行を行ない、深層掘削孔の検層観測、無人天文観測の準備、内陸環境変動調査を実施しドームふじ基地貯蔵の氷床深層コアを日本へ持ち帰ります。
54次隊4名、ベルギー隊6名の計10名で、昭和基地から西方に700km離れたセール・ロンダーネ山地南方のナンセン氷原で、合同探査による隕石探査を行い、新たなあすか隕石を採集します。
東京海洋大学の海鷹丸に観測隊2名同行者9名が乗船し、長期係留系観測、有殻翼足類の調査等を、さらには、南極深底層水の特性変動の解明、食物連鎖における各生物群の栄養段階の推定、微生物の現存量把握など東京海洋大学の研究課題を実施する研究員等7名で、総勢18名が乗船します。