昨年12月19日に昭和基地に到着した48次隊は、夏の間に計画された様々な観測や夏作業を実施してきました。2月1日には越冬交代式が執り行われ47次隊より48次隊が引き継いでここ昭和基地の管理者となり、越冬生活が始まりました。
式典には 47次、48次隊員ならびに昭和基地沖に停泊中の「しらせ」代表者も参列しました。恒例の儀式ですが、今年は南極地域観測50周年となる記念の年で、歴代の越冬隊員の氏名が記された記念プレート“南極地域観測隊員銘板”の除幕式も行われました。
48次隊観測計画では国際的な極域の科学計画である「国際極年2007-2008」の一年目として世界中から重点プロジェクトの研究成果が注目を浴びる事となります。我々48次越冬隊は設営部門と観測部門が一致団結してこの観測計画を安全かつ着実に実行すべく、大きな責任を感じて身が引き締まる思いです。 |