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消火訓練
2008年10月15日


本格消火
ポンプから送られてくる水を耐火服の隊員が放水します。

 昭和基地でもっとも恐ろしい災害は火災です。

 救援や補給の厳しい越冬期間に大規模な火災が起こり、基地の設備がダメージを受けた場合深刻な事態が想定されます。そのため昭和基地では本格的な消火訓練が毎月行われています。訓練は国内で行われている避難訓練とは異なり、防火服を着用した隊員が、消火ポンプから送られてくる水を放水したり、火災の想定現場となっている建屋に耐火服を着た隊員が突入したりとかなり本格的なもので、それぞれの隊員が役割を担って消火にあたります。また、隊員たちには消火訓練のおこなわれる時間は事前に通告されないため、有事の際の迅速な対応が求められます。

 皆、火災は大惨事につながるという意識を常に持っているため、消火訓練の際は真剣そのものです。

ホースの伸長
出火場所に応じて決められた長さのホースを用意します。


無線機による人員確認
行方不明者の有無を確認するため、無線による点呼が行われます。

 
10月15日の気象情報
天気 晴れ
日の出 4:23
日の入 19:54
最高気温 -16.1°C
最低気温 -23.1°C
最大風速 11.3m/s
 
 
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