家族懇談会
2017年8月20日
休日日課にもかかわらず朝早くから待機する隊員たち
私たち58次越冬隊は昨年11月に日本を出発し12月から昭和基地で生活しています。つまり家族と離れてから約9か月が経過したことになります。
20日に家族懇談会が行われました。これは越冬隊員のご家族同士の交流や隊の近況報告などを目的に立川の国立極地研究所で毎年この時期に行われている行事です。
隊員もご家族も最も楽しみにしていたのは、昭和基地と極地研をテレビ会議システムでつないで行う交信でしょう。基地側から岡田越冬隊長があいさつした後、部門ごとに隊員の自己紹介や業務内容の説明、質疑応答がなされました。モニター画面には国内から隊員の様子を真剣に見つめている家族の映像も映し出されます。人間関係は良好かとか、伸ばした髪はいつ切るのかとか、どんなものを食べているかと尋ねられた隊員もいました。小さいお子さんがしばらくぶりにお父さんに、はにかみながら声をかけている様子はとてもほほえましいものでした。その後、隊員が個別に交信する時間が設けられ、大画面で久しぶりの対面を楽しんだようです。この日の晩は隊員たち同士でお互いの家族の話に花が咲き、暖かい雰囲気であふれていました。
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