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昭和基地NOW!!

16年後の奇跡

2019年1月18日

隊長室を訪れた「しらせ」松原士長(左)

1月18日、この日ひとりの「しらせ」乗員が昭和基地隊長室を訪れました。海上自衛隊補給科の松原士長(23)です。

今を遡ること16年。当時『南極eメール』と題された連載記事が北日本新聞に掲載されました。その発信元が第43次隊で越冬していた現在の木津越冬隊長でした。

連載を行なう中で、木津越冬隊員は子どもたちから148通の手紙を受け取ることになります。その手紙の交換をした内のひとりが当時7歳の松原さんでした。このことがきっかけで南極への夢を抱いて16年、ようやく南極への切符を「しらせ」の乗員という形で実現しました。

松原士長は「しらせ」出航直前の休暇で帰省した際、お母さんから小学生当時の昭和基地とのやりとりや南極を題材にした夏休みの宿題を見せられました。改めてみると、そこには現在昭和基地で越冬中の木津越冬隊長の名前がありました。
ようやく掴んだ南極行きの切符。その切符で迎えに行くのが、進路を決めるにあたり少なからず影響を与えた木津越冬隊長。ここまでの偶然はそうありません。まさに『16年後の奇跡』です。

-是非越冬隊長と話をしたい-この思いが「しらせ」艦長の耳に入り、この日の対談が実現しました。

昭和基地・隊長室では、ふるさと富山や16年前の新聞の話題などに花が咲き、富山のご家族と電話による対談にも及びました。最後に『昭和基地』の看板の前で記念撮影をし、「帰路のしらせではよろしくお願いします」と、お互い固い握手をして対談は終了となりました。

子どもたちからの手紙を受け取る木津第43次隊員(当時)

『昭和基地』の看板の前で握手をする木津越冬隊長(左)と松原士長(右)

2019年1月18日の気象情報

天気 日の出 日の入 最高気温 最低気温 最大風速
曇一時雪、
霧を伴う
- - -2.3℃ -4.2℃ 4.2m/s

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