国際北極環境研究センターは、地球温暖化の影響を最も受けやすい北極域において、地球環境変動の実態把握やメカニズム解明を目的とした研究・観測の強化を行っています。また、研究基盤の整備、研究者などのネットワークづくりなど、北極域を含む様々な国々との国際連携を推進しています。 日本の北極研究事業の代表機関として、2020年度から、北極域研究加速プロジェクト(ArCS II) を開始し、持続可能な社会の実現への貢献を目指しています。
※「持続可能な社会」とは?
SDGsって何だろう?((公財)日本ユニセフ協会・SDGs CLUB )

北極は、海氷に覆われた北極海の周りに、氷河・氷床、永久凍土、ツンドラなどが広がる多様な環境で、人間も古くから暮らしてきました。地球温暖化の影響を最も大きく受けている地域の一つであり、その急激な環境変化は、日本を含めた地球全体の環境にも大きな影響を与え始めています。近年は、政治や経済の面でも注目が集まっています。
2021年の海氷はどうなる!?
北極はほとんどが海と海氷に覆われています。海氷の面積は一年の間に変化し、毎年9月中旬ごろに最小になります。その面積は地球温暖化の影響を受けて年々減る傾向にあり、昨年は、衛星観測史上2番目に小さな面積を記録しました。北極海の海氷域の減少はさらなる温暖化を引き起こすため、世界はその変化に注目しています。今年はいつ海氷域面積が最小になるのでしょうか。みんなで予想してみましょう!
「Dagik Earth」で探る北極

北極海の海氷域面積は、最近10年でどのように変化してきたのでしょうか。デジタル地球儀「Dagik Earth」を使って、海氷域面積や海水表面温度などの変化を見てみましょう。将来の気温や海氷の変動予測、北極以外の地域の様子も分かります。
~ニーオルスンに行ってみよう!~

ノルウェー・スバールバル諸島のニーオルスンにある国際観測村には、今年、設立30周年となる国立極地研究所の観測基地があります。ここでは、大気、雪氷、生態系など様々な研究が行われてきました。バーチャルな世界で、ニーオルスン基地やその周りを探検してみましょう!
参考:北極ニーオルスンNOW‼
北極のひみつ
北極観測に関するお子さま向けの冊子です(24ページ)
みんなの北極すごろく
みんなで遊べるすごろくです。
※A4サイズの用紙2枚にフチ無し印刷してください。
北極環境統合情報WEB
北極域に関する情報を集めたポータルサイトサイトです。
北極地図を手に入れる
地図を偏光メガネで見ると立体的に見えます。