極地研の研究者が最新の研究成果を熱く語ります。
10:30-11:002F 大会議室高橋晃周
極地研のペンギン研究チームは第66次南極地域観測隊のメンバーとして昨シーズン昭和基地周辺でアデリーペンギンの生態調査を行いました。写真や動画を交えながら、南極でのペンギン調査の最前線の様子をわかりやすく紹介します。
10:30-15:30の間テーマを変えながら随時2F 中会議室平沢尚彦、岡田雅樹
南極の映像を見ながら、映画「南極料理人」の脇役・平さんや元越冬隊長がフリートークで皆さんと会話しながら進めます。南極の自然、観測、生活について、伝聞ではなく、隊員からの一次情報をお伝えします!6通りの30分の会を10回連続で講演します。ご参加の皆さんの自由な質疑により準備したトークの戦略を崩してください。
10:30-11:00 平沢尚彦 3つの南極料理人-エビフライの話しは本当か?
11:00-11:30 岡田雅樹 昭和基地と研究所のネットワークの歴史
11:30-12:00 平沢尚彦 星のささやきはどんな音?
12:00-12:30 平沢尚彦 ダイヤモンドダストを1年間見る
12:30-13:00 平沢尚彦 南極氷床上の雪上車旅行の異常さ
13:00-13:30 平沢尚彦 3つの南極料理人-エビフライの話しは本当か?
13:30-14:00 岡田雅樹 南極観測を支える衛星通信
14:00-14:30 平沢尚彦 星のささやきはどんな音?
14:30-15:00 平沢尚彦 ダイヤモンドダストを1年間見る
15:00-15:30 平沢尚彦 南極氷床上の雪上車旅行の異常さ
11:00-11:303F セミナー室佐藤和敏
昭和基地、南極海、北極海などさまざまなフィールドでの観測を通してわかってきた今の両極の気象について紹介します。
11:45-12:152F 大会議室毛利亮子
四半世紀にわたり日本の北極観測をけん引してきた海洋地球研究船「みらい」は、この秋、最後の北極航海をむかえます。それを記念して、「みらい」と極地研とのライブ中継が実現!今年の北極海や海氷の様子、船での観測・生活などを、クイズを交えながらご紹介します。当日会場では北極海の海氷を展示します!(※インターネット環境により内容が一部変更になる場合があります)
12:15-12:453F セミナー室真壁竜介
南極の海には我々が排出した多くの二酸化炭素が吸収されています。この原動力の一つとして、小さな植物プランクトンの光合成だけでなく、それを食べる様々な動物プランクトンの活動が重要と考えられています。この発表では炭素の吸収に重要な生物活動について解説しつつ、これらの仕組みを知るための新しい取り組みを紹介します。
12:45-13:152F 大会議室津滝俊
昭和基地から約1,000km離れた南極大陸内陸部の南極・ドームふじ観測拠点Ⅱ。ここで進められている第3期ドームふじ深層アイスコア掘削について、何を目指し、どのような観測が行われているのか、最新の情報をお伝えします。
13:15-13:453F セミナー室橋本大志
北欧3か国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)に建設中のEISCAT_3Dレーダーは、最先端技術で多地点の送受信施設を連携させ、オーロラや電離圏プラズマの立体構造を瞬時に可視化します。本講演では、その開発状況と、EISCAT_3Dが切り開く新たなサイエンスの可能性を紹介します。
13:45-14:152F 大会議室菅沼悠介
近年、南極氷床の急速な融解と海面上昇が懸念されています。しかし、氷床融解メカニズムには未解明の謎が多く残されており、将来予測の不確定要素となっています。我々は東南極での広域フィールドワークから過去の氷床変動を復元し、大規模融解メカニズムの解明に挑んでいます。講演では調査概要や最新の研究成果を紹介します。
14:30-15:003F セミナー室小川萌日香
極限環境が広がる南極と異なり、北極は古くから先住民をはじめとした人々が定住し、生態系と密接に関わり合いながら独自の生活と文化が築かれてきた地域です。グリーンランドにある世界最北のイヌイット集落を拠点に、現地の人々とともに行った海棲哺乳類の生態調査について、イヌイットの狩猟文化の紹介を交えながらお話しします。
15:00-15:302F 大会議室広報室
第66次南極地域観測隊が昭和基地からライブ中継します。観測隊員に質問してみよう!