紋別市内の小学校で南極教室を開催しました

2022年10月4日

国立極地研究所は、2022年9月15日に紋別市内の小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2022年9月15日(水)14:30~15:15
開催場所:紋別市立紋別小学校 体育館と各教室、紋別市立潮見小学校 体育館、紋別市立南丘小学校 各教室、紋別市立小向小学校 各教室、紋別市立渚滑小学校 各教室、紋別市立上渚滑小学校 体育館
学校側参加者:紋別市立紋別小学校 3~6年生 186人、紋別市立潮見小学校 5年生 59人、紋別市立南丘小学校 3~6年生 71人、紋別市立小向小学校 5~6年生 2人、紋別市立渚滑小学校 5~6年生 9人、紋別市立上渚滑小学校 1~6年生 12人、6校合計339人
昭和基地側出演者:第63次南極地域観測隊 岩本勉之隊員、鈴木文治隊員、堀川秀昭隊員、澤柿教伸越冬隊長、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

私が一番おどろいたのはオーロラです!すごくきれいでした!!その他にも、マイナス10~40度だというのも本当におどろきました!!これからもがんばってください!(紋別小・4年生)

実際に料理を作っている人や大工さんが料理のことや建築する素材のことをくわしく話してくれたので、とてもわかりやすかったです。オーロラやお湯花火の映像を見せてくれてありがとうございました。(潮見小・5年生)

南極にはブリザードという吹雪みたいなものと、南極にはなぜシロクマとかクマがいないかなどを教えてくれてありがとうございました。南極でもがんばってください!!応援しています!!(南丘小・3年生)

車(雪上車)の中が広かったなと思いました。きょうりゅうのじだいと今のじだいとかたち(地形)がちがうのがびっくりしました。さむいのでかぜひかないでください。(上渚滑小・1年生)

知らなかったことを色々教えてくれたりおもしろい話をいっぱいしてくれたりして本当に楽しかったです。特に頭に残っているのは、シェフの方が、みんなが帰りたくならないように豪華な料理でおもてなしをしてくれることです。だからあんなに豪華なのかと納得しました。ブリザードは、すごく大変そうですが、僕も行ってみたいなと思いました。(小向小・6年生)

自分が一番びっくりしたことは日本から約14,000km離れていて、去年の11月に日本を出発して今年南極についていたということがびっくりしました。なれるかわかりませんが自分も研究者になって南極に行ってみたいです。(渚滑小・5年生)

会場の様子

紋別小

潮見小

南丘小

小向小

渚滑小

上渚滑小

昭和基地の様子