極域科学振興募金

国立極地研究所の活動へのご支援のお願い

国立極地研究所長 中村卓司

国立極地研究所長 野木義史

国立極地研究所は、南極・北極に関する科学を総合的に研究するわが国唯一の研究機関です。

1956年に始まった南極地域観測事業は、国立極地研究所が実施の中核機関であり、南極の昭和基地は国立極地研究所の附属施設です。また、北極のスバールバル諸島には1991年からニーオルスン観測基地を開設して観測を継続実施しています。

極地で観測される様々な自然現象の研究、特に、近年の地球温暖化に代表される地球規模の環境変動の研究は、人類社会に大きな影響を与える将来の予測にとって非常に重要です。

国立極地研究所では極域の研究活動とその成果を国民の皆様により深く知っていただくために、さまざまな活動を行っていますが、同時に皆様からも高い関心を寄せていただけるようにお願いしております。その一環として、「極域科学振興募金」を設け、広く民間企業や個人の皆様から、学術研究の奨励を目的とする寄附金を受け入れております。

皆様からいただいたご寄附は以下の目的のために有効に使わせていただきますので、なにとぞ趣旨をご理解いただき、ご援助をお願いいたします。

クレジットカードで寄附する(個人)

株式会社エフレジが提供するインターネット寄附金収納サービスを導入しております。この先は、同社が運営する「F-REGI寄付支払い」のページに移行します。

銀行振込みで寄附する(個人・法人)

寄附申込書を下記に郵便、またはE-mailにてお送りください。折り返し、振込手続きについてご連絡いたします。

極域科学振興募金の概要

1. 目的

①国立極地研究所が行う研究活動及び研究成果の社会への普及活動
②若手研究者の海外における研究発表
③南極・北極への大学院生の派遣

※ご寄附いただいた金額の10%は運営事務費として研究所全般の活動のために活用させていただきます。

2. 寄附金額

個人:1口 1,000円
法人・団体:1口 10,000円

3. 寄附特典

オリジナルクリアファイル

ご寄附いただいた方全員にオリジナルクリアファイルを進呈します。

南極観測隊中日記 ―第1次-第3次南極観測隊長の「宗谷」航海日記―

20口以上のご寄附をいただいた方全員に「南極観測隊中日記 ―第1次-第3次 南極観測隊長の「宗谷」航海日記―」を進呈します。

※「南極観測隊中日記 ―第1次-第3次南極観測隊長の「宗谷」航海日記―」とは、国立極地研究所の初代所長である永田 武先生(1913-1991)が、第1~3次南極地域観測隊長として、南極観測船「宗谷」とともに昭和基地を開設し、日本の南極観測の礎を築いた約3年間の記録を克明に記した歴史的価値のある日記をご家族の承諾を得て出版(非売品)。

寄附銘板

100口以上のご寄附をいただいた、個人又は法人・団体には感謝状を進呈し、寄附者の銘板を南極・北極科学館に設置いたします。

南極の氷

100口以上のご寄附をいただいた、個人又は法人・団体にはご希望により南極の氷山氷を進呈します。

4. 税制上の優遇措置

本振興募金へのご寄付は寄附金控除の対象となります。

個人の場合:所得税・住民税の優遇措置があります。詳しくはこちら(PDF)
法人の場合:寄附金は全額、当該決算期の損金に算入されます。

お問い合わせ

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 本部事務局
立川共通事務部 研究推進課 研究推進係
〒190-8518 東京都立川市緑町10-3
電話 050-5533-8646
E-mail kenkyu-nipr◎t.rois.ac.jp (◎を@にしてください)