雪氷課題グリーンランド氷床観測チーム
- グリーンランドのカービング氷河で観測を開始 (2013.7.18)
- グリーンランド北西部での氷床観測 (2013.7.3)
グリーンランド北西部での氷床観測(2013.7.3)
現在地:グリーンランド氷床北西部カナック付近(北緯77度32分、西経69度10分)
チームメンバー:杉山慎、澤柿教伸、津滝俊、榊原大貴、丸山美妃呂(北大)
カナック氷帽:昨年は融け水の激流がみられた氷帽ですが、今年は一面深い雪に覆われています。(6月29日)
カナックの集落:北緯77度のカナックの海は、まだ海氷に覆われています。(7月3日)
今年もグリーンランド北西部へ氷床・氷河の観測にやってきました。観測2シーズン目にあたる今夏は、海に流れ込むカービング氷河の観測を中心に、海洋観測、氷帽観測などを予定しています。
6月29日
予定より一日遅れて観測地カナックに到着。北緯77度のこの村では、ようやく海氷が開き始めました。早速カナック氷帽での調査を開始。ところが、融け水が激流をつくっていた昨年とは一転して、氷帽は深い雪に覆われていました。積雪がとても多かったようです。一年、二年の観測では本当のことはわからない、と実感しています。