つい先日極夜が明けたばかりと思っていたのですが、昭和基地では11月20日を最後に日が沈まなくなり、約2カ月の白夜期に入ります。南極では月日のたつのが早いと実感しているところです。
皆さんは地球影をご存知でしょうか。日の出前や日没後に太陽と反対側の空をスクリーンに、地球の影が映る現象です。もちろん日本でも条件さえ整えば見ることができるのですが、地平線や水平線が開けていて空気の澄んでいる昭和基地では、晴れてさえいればいつでもこの美しい光景を見ることができます。白夜入りということは、もうしばらくこの地球影が見られなくなることを意味します。
今度、朝焼けや夕焼けがきれいな時に、反対側の空も眺めてみませんか。
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