気象庁

気象庁は、第1次隊から毎年職員を派遣(昭和基地を閉鎖した一時期を除く)し、南極の昭和基地において定常気象観測を実施しています。当初は地上気象観測のみを行い、その後、徐々に観測要素を増やし、現在では地上気象観測、高層気象観測、オゾン観測及び日射放射観測等を実施しています。これらの観測は世界気象機関(WMO)の国際観測網の一翼を担って実施されており、得られた観測データはすぐに各国の気象機関等に送られ、日々の気象予報への利用や、地球全体の気候システムを理解するうえで欠かせない基礎資料として利用されています。加えて、昭和基地のこれまでの観測結果は、南極オゾンホールの発見や地球温暖化の実態把握にも貢献してきました。

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第1次隊から続く地上気象観測。写真は第65次隊員が風向風速計の点検をしている様子。

上空の大気を測る高層気象観測。写真は第5次隊員が観測機器を吊るす気球にガスを充填している様子。

南極オゾンホールを発見したドブソン分光光度計。写真は第42次隊員が観測している様子。