極地の環境変化を地球観測衛星による観測とデータ解析で明らかに
ArCS IIの研究基盤は、ArCS IIの各研究や教育・アウトリーチ活動を支えています。今回、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立極地研究所は、水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W) による観測と北極域データアーカイブシステム(ADS) よるデータ解析により、2022年2月に南極域の海氷面積が衛星観測史上最小を記録したことを報告しました。
南極域の海氷面積が観測史上最小を記録
(JAXAと国立極地研究所の共同報告)
JAXA報告
国立極地研究所報告
北極域は、地球温暖化の影響が最も顕著に現れる地域と言われており、北極海の海氷面積は、2020年に衛星観測史上2番目の小ささを記録しました 。北極域における環境変化を把握するために、衛星観測データの可視化と公開は非常に重要な取り組みです。