大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

研究活動 共同研究

プロジェクト研究 KP302 地球温暖化の進行下における極域気候システムの振る舞い

極域で起こっている気候変化を捉え、そのメカニズムを解明する

研究代表者 平沢尚彦

北極と南極の今を研究するために強力な現地観測を実施。
左上写真:(c) NIPR/JAXA

現在の気候を診断し、将来の気候変化の予測を高精度化する

北極では海氷の急激な減少やグリーンランド氷床の融解が始まり、西南極は地球の平均を上回るペースで温暖化しています。その一方で、東南極では明瞭な温暖化は検出されてきませんでしたが、最近10年では温暖化の兆候とも見られる大量の降雪や温暖現象が観測されるようになりました。本研究は極域気候システムの根幹である総観規模気象システム、地表面の気象・雪氷過程、降雪・水循環、放射場の現状を診断し、将来への軌跡を知ろうとしています。また、エアロゾル、雲、温室効果気体の気候システムにおける役割の解明にも取り組みます。そのために、高層気象ゾンデなどの集中的観測、無人気象装置による長期・広域の観測などの現地観測と、数値モデル、人工衛星データ、室内実験を組み合わせて研究します。

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