大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

研究活動 共同研究

プロジェクト研究 KP308 南大洋インド洋区における海洋生態系研究

国際的に観測が手薄な南大洋インド洋区に挑む

研究代表者 小達恒夫

まだ多くの謎に包まれた東南極海洋

内外の観測船と連携、環境変動に関わるプロセススタディーを実施

南極海の環境監視は地球環境システムの理解をより深め、将来にわたる地球環境変化が、南極の海洋生態系にいかなる影響を及ぼすかを予測するために不可欠です。南極半島を含む西南極海洋については、アクセスが容易であることから多くの知見が得られています。例えば、南極半島では、冬季の海氷の張り出しが減少しており、海洋生態系の変化が指摘されています。日本南極地域観測隊は、南極海インド洋区を中心とした海域において、定常観測・モニタリング研究観測として、「しらせ」の航路に沿った海洋に関する基本データを蓄積しています。一方、南極観測第Ⅵ期計画以降、「しらせ」とは別に海洋観測を集中的に行う観測船の導入や国内外の観測船と連携し、環境変動に関わるプロセススタディーを実施しています。本研究では、こうした観測から得られた試料の解析、観測データの公表を促進し、南大洋インド洋区の特徴を明らかにしています。

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