東シベリア スンタル・ハヤタ氷河観測チーム 観測便り

東シベリア氷河調査スタート(2012.7.2)

現在地:スンタル・ハヤタ氷河(北緯62度36分、東経140度50分)

第1期隊メンバー:
日本隊:門田勤(JAMSTEC)、日下稜(北見工業大学)田中聡太、宮入匡矢(千葉大学)
ロシア隊:Dmitry SUZUDALOV、Peter EFREMOV、Radik ARUGNOV(永久凍土研)
ヘリオペレーションサポートメンバー:榎本(極地研)大畑(JAMSTEC)

ヤクーツクで出発を待つMI-8

雪氷課題ではJAMSTECとロシア科学アカデミーメルニコフ永久凍土研究所との共同観測として東シべリアスンタル・ハヤタ地域で氷河の調査を行っています。

7月2日(月)

ヤクーツクより東シベリアスンタル・ハヤタ山塊に向かいます。観測対象氷河はNo31氷河と呼ばれています。現地までのアクセスはヤクーツクよりヘリコプターにてアクセスを行いました。日本隊のメンバーは9月2日まで現地で氷河観測を行います。

ヘリの荷物室の搭載状況

観測対象地域の氷河

氷河上での荷降ろし

ベースキャンプに荷下ろしたあとヘリはヤクーツクに戻ります

ベースキャンプの状況

ベースキャンプでは、キッチンテント、作業テント、倉庫テントの3つの大テントを設営し、その周りに、個人テントを設置しました。

食事状況:現在日本人チームが日中作業を行っているのでロシア人チームによる準備を行っている。
朝食:パン、紅茶、コーヒー
昼食:スープが出ることもある
夕食:不明

当初の落ち着きが収まったら、食事も改善するのではとのことでした。