第Ⅸ期計画(平成28年度〜33年度)における研究計画の策定にあたっては、第Ⅷ期の研究観測を更に発展させるとともに、新たな分野等の取り込みも考慮して、国内の研究者の方々に、研究観測計画について広く募集いたします。
南極観測事業の枠組みは研究観測と基本観測に区分しており、今回はこの研究観測のうち、一般研究観測、萌芽研究観測についてⅨ期計画前期分(平成28年度~30年度)として、公募を実施いたします。なお重点研究観測についての公募は既に終了いたしました。策定・審査過程等は、一般研究観測、萌芽研究観測の策定・審査過程をご参照ください。
※研究観測期間:一般研究観測(基本的に2年間)、萌芽研究観測(1~2年間)
※第Ⅸ期計画前期(平成28年度~30年度)において、「しらせ」は、従来通りの運行を予定しています。また、Ⅸ期前半3ヵ年において1~2回のドームふじ基地を往復するトラバースを夏期に行う可能性があります。
平成27 年1月15日(木)必着
一般研究申請書(Word・PDF)または萌芽研究申請書(Word・PDF)に必要事項を記入の上、下記までe-mailの添付書類で送付ください。
送付先e-mail:ant-kenkyu@nipr.ac.jp
以下のいずれかに該当すること。また採択時には所属機関の承認が必要です。
(1)大学及びその他の教育研究機関に所属する教員及び研究者(大学院学生及び学生は除く) 。
(2)国公私立研究機関、独立行政法人研究機関等に所属する研究者。
南極地域観測は国の事業として位置づけられているため、使用する予算は研究者に直接配分されるものではありません。また、人件費にあてることはできません。
※予算総額は、以下を想定しています。
一般研究観測は約70,000,000円/年、萌芽研究観測は約10,000,000円/年。
応募いただいた研究観測計画については、分野別に国立極地研究所内に担当教員を配置し、観測の実施や設営面等に関わる調整等をいたします。
申請以前は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
審査方法については、策定・審査過程をご確認ください。
採否にあたっての評価項目は、一般研究観測計画提案の評価項目または萌芽研究観測計画提案の評価項目をご確認ください。
審査結果は平成27年4月末日までに、申請代表者に通知する予定です。
研究計画の実施に当たって、各研究計画の代表者及び担当隊員は毎年、自己点検・自己評価を行い、以降の観測計画に反映させることになっています。
応募書類に関する不明な点などは、以下の問い合わせ先に連絡してください。
国立極地研究所 南極観測センター
電話:042-512-0778
e-mail:ant-kenkyu@nipr.ac.jp