定常気象部門では、9月にはオゾン観測や日射放射観測の訓練を茨城県つくば市の気象庁高層気象台で、10月には地上気象観測や高層気象観測の機器取り扱い訓練を群馬県伊勢崎市の機器製作会社で、それぞれ行いました。
いずれの研修も、測器ごとの観測の原理や測器構造の講義に始まり、実際の観測方法、データ管理、点検・保守方法の実習と、多岐にわたる内容でした。
定常気象部門の隊員は全員が気象庁職員とはいえ、各人の業務経歴は異なっており、測器によっては扱う機会も限られていますので、大変貴重な経験となりました。
高精度で高価な測器も使いこなす技量があってこそ。研修が終わったあとも各隊員の努力はまだまだ続きます。 |