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第50次南極地域観測隊概要


ルート概図1
第50次観測隊は二手に分かれて行動します。オーストラリア経由で昭和基地を目指す本体と、ケープタウン経由でセール・ロンダーネ山地を目指す別動隊からなります。

 第50次南極地域観測隊は、小達隊長以下本隊(夏隊12名、越冬隊28名、同行者1名)とセール・ロンダーネ山地調査隊(夏隊6名)の合計47名で編成されます。

 今年次の観測は多くの国際的な共同観測が企画されており、国際極年(IPY2007-2008:南極・北極の国際的な共同観測をおこなう年)の計画を担う隊といえます。一方で、第49次隊での「しらせ」退役と、第51次隊からの後継船の間で、砕氷船「オーロラ・オーストラリス」を使用した代替輸送による夏期オペレーションを遂行する特殊な隊です。

 昭和基地を中心として活動する本隊は、平成20年12月下旬に日本を出発し、オーストラリアを経由、オーストラリア南極局と共同観測を行いつつ南極・昭和基地を目指します。

 南極に到着後は短い夏(日本では冬)の間に海洋観測をはじめとする各種研究観測、昭和基地の設営を行わなければなりません。第50次夏隊は、越冬している第49次越冬隊の収容後、ともに平成21年2月末に日本に帰還します。

 なお、門倉副隊長(越冬隊長)率いる第50次越冬隊は平成22年2月まで越冬観測を行い、第51次越冬隊に観測・昭和基地の運営を引き継いだ後に第51次夏隊と日本へ帰還する予定です。

 別動隊として大和田副隊長リーダー以下6名のセール・ロンダーネ山地調査隊が編成されており、平成20年11月中旬に日本を出発、南アフリカのケープタウン、南極にあるロシアのノボラザレフスカヤ基地を経由し、セール・ロンダーネ山地においてスノーモービルとテントを用いて野外調査活動を行い、平成21年2月末に日本に帰還します。

ルート概図2
セールロンダーネ山地調査隊はケープタウン、ロシアのノバラザレフスカヤ基地を経由し、あすか基地の近くのセール・ロンダーネ山地で活動します。

 
 
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