夏期総合訓練最終日から翌日にかけて、電気通信大学菅平宇宙電波観測所にて、宙空部門に関連する隊員を対象にHFレーダーアンテナ保守訓練を実施しました。
昭和基地には、高さが15mもある、複数のHFレーダーアンテナを設置しております。これらのHFレーダーアンテナを使って、オーロラなどに関連する超高層大気の状態を観測しています。
南極の苛酷な環境では、しばしばブリザードなどによる強風によりアンテナの一部が壊れてしまいます。アンテナの修理には高所作業や重量物の取り扱いを含みますので、隊員は安全に作業を行う術を身につけなければなりません。
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