昭和基地では、野外活動中のパーティーに非常事態が発生した場合や救助が必要と判断された場合、隊長の指示でレスキュー体制が発動されます。発動された場合、隊長の指示のもと、基地内に本部が設置され、その本部の指示でレスキュー隊員が出動します。
3月26日、このレスキュー班のリーダー、サブリーダーに選出された隊員の訓練がありました。レスキュー班は3班に分かれ、それぞれリーダー、サブリーダー、メンバー2名計4名で構成されます。6名のリーダー、サブリーダーがレスキュー装備の使用方法や引き上げシステムの実施、搬送方法の習得を目的として真剣に訓練を行いました。
昭和基地では、事故を起こさないよう十分注意をして行動しますが、万が一に備え、日々、このような講習や訓練を繰り返します。 |