4月26日から30日にかけてS16への観測・設営合同オペレーションが実施されました。S16とは、とっつき岬から更に15km程内陸に位置し、観測隊が内陸旅行の拠点として利用する場所です。本オペレーションには、観測部門隊員2名、設営部門隊員6名の合計8名が参加しました。
その目的は、気象観測器及び地震計の保守、積雪やブリザードにより埋まりかけている雪上車や橇の掘り出し、掘り出した雪上車の状態確認および車載無線機の整備など多岐にわたり、約半年後に控えている内陸旅行への最初の準備作業を行いました。
オペレーション中は終始好天に恵まれて、順調に予定作業を実施することができました。
夜には満天の星空に幾筋ものオーロラが現れ、その揺らめく姿に隊員一同魅了されました。
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