1月に入り、しらせの大型ヘリコプターを使って本格空輸が始まりました。空輸は運ぶ順番、緊急性によって準備空輸、本格空輸、持ち帰り空輸に分かれており、本格空輸では観測や設営に必要な物資、越冬生活に必要な食料、燃料などが運び込まれます。
この日は主に気象観測に使用するヘリウムカードルが持ち込まれました。1年間で使用するヘリウムガスは相当な数です。持ち込まれた物資はフォークリフトでヘリコプターから下ろされ、ヘリポート周辺で仮置きされます。後日ラックに積んで気象棟へと運ばれていきます。
スムーズな輸送で少しでも多くの物資を運ぶため、しらせ、53次隊、54次隊が一丸となって頑張っています。
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