極夜のはじまり
2015年6月3日
しばらく太陽ともお別れです
南極を象徴する自然現象と言えば、オーロラ、ブリザード、そして、白夜と極夜。
地球の端に位置する南極では、地軸の傾きの影響により、一日中太陽が沈まない白夜と、太陽が出てこない極夜がやってきます。昭和基地では5月31日から7月12日までが極夜期となるため、これから約1ヶ月半のあいだは太陽とお別れです。
極夜になっても、いきなり真っ暗闇になってしまうわけではありません。お昼前後には水平線が赤く染まって夕方のような明るさになります。また、蜃気楼によって水平線より下にあるはずの太陽を再び目にすることもできました。
とは言え、午前8時の朝食時の空にはまだ星が輝き、午後2時過ぎには暗くなってしまうという不思議な毎日。慣れないリズムで体調を崩さないよう、規則正しい生活を心がけています。
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