レスキュー訓練
2015年6月10日
レスキュー訓練の様子
本格的な野外オペレーションが始まる前に、わたしたちが身につけなければならない最も大切な技術のひとつが、レスキュー技術です。万が一、基地から離れた野外で活動するメンバーに何か事故があったときには、基地に残っている隊員がすぐにレスキュー体制を整え、現場に向かうことになっています。
レスキューに向かうと言っても、どんな状況で何が起こっているのか、可能性に限りはありません。様々な場合に備えて訓練を積むことが重要ですが、この日は「クレバスに落ちてしまった、自力では上がれない隊員を救い出す」という想定で訓練を行いました。
救助する隊員は、まず、身体を固定し自分の安全をしっかりと確保した上で、クレバスを想定した雪の崖の下に降りていきます。その後、降ろされた橇に、負傷した隊員を固定して、崖の上の隊員に、引き上げの指示を出します。互いに声を掛け合い、力を合わせて救出を試みますが、簡単にはいきません。この訓練が役立つ日が来ないことを祈りつつ、フィールドアシスタント担当隊員の指導の下、皆熱心に訓練に励んでいました。
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