基本観測棟…
2017年9月18日
第58次越冬隊,今年の夏に建てた基本観測棟
越冬中、基本観測棟内装工事を進めており、間仕切り壁や珪酸カルシウム板を貼付・ビニル床シートを施工中。
9月になり気温も一段と冷え込み室内の温度がマイナス20℃の中の作業が厳しく、30分おきにジェットヒーターで指を温めながら作業をしています。
基本観測棟は、気象棟・地学棟・電離層棟・環境科学棟を統合した観測系建物の更新第1号の建物で、地上2階建て、延床面積416㎡あり高床式で、12角形の外観が特徴的で屋上に観測デッキを設置して研究するスペースは1年を通しての温度約17℃±5℃を保ちます。放球する際にヘリウムを充填するための放球室は4200mmの天井高があります。
オゾン観測室、気象観測室、放球室、地圏観測室、電離層室、生物・夏期研究室、機械室、工作室がり、2015年12月に基本観測棟部材が南極昭和基地に搬入され、18年2月に完成する予定。
天気 | 日の出 | 日の入 | 最高気温 | 最低気温 | 最大風速 |
晴れ | 6:25 | 18:08 | -17.0℃ | -23.2℃ | 12.8m/s |