内陸旅行の準備(燃料橇)
2018年8月14日
ドラム缶を満載した橇を引く雪上車
南極の内陸調査は雪上車の移動や観測に多くの燃料を必要とします。内陸行動中は、それら燃料をすべて橇に乗せて雪上車で引っ張っていきます。一旦昭和基地を出発すると1ヶ月以上の長旅となる内陸旅行では、1台の雪上車あたり12本のドラム缶を満載した橇7台を引っ張って行くこともあります。
現在は9月から予定されている第一回目の内陸調査のため、多くの隊員が、ドラム缶を橇へ積み込む作業を行っています。
橇は屋外に置かれている為、その中には雪がぎっしり入っています。多くの隊員の手により雪を掘り出したのち、燃料置き場にある200kgを超えるドラム缶を次々と橇に積み込まれていきました。
このように観測隊員で協力し合い、内陸調査の準備は着々と進んでいます。
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