福島隊員を偲んで
2018年10月12日
ケルンでお参りする隊員
1960年10月10日、第4次南極地域観測隊(第4次隊)の福島隊員は天候の急変によるロストポジションで昭和基地の近くで遭難し、1968年2月9日に第9次隊により遺体が発見されました。
福島隊員を偲び、遺体が発見された場所へお参りに行きました。場所は昭和基地から約4km離れた西オングル島西端のケルンです。ケルン到着後、故人を悼んで黙祷をささげました。
我々が越冬生活を始めてからすでに8か月が過ぎました。昭和基地の建物の中は暖かく、安全が確保されていますが、外に出ると昔も今も厳しい自然が待ち受けています。越冬交代まで残り少なくなりましたが、今日は今一度、安全に対する認識を確認し、全員無事に日本に帰るよう、気持ちを引き締めた日でもありました。
天気 | 日の出 | 日の入 | 最高気温 | 最低気温 | 最大風速 |
薄曇時々晴 | 4:40 | 19:39 | -19.0℃ | -26.3℃ | 4.1m/s |