内陸旅行への出発
2019年10月18日
仲間への激励
手を振り、大きな声で仲間を送り出しました。
10月18日、みずほ基地よりさらに内陸に無人気象観測装置AWSを新設することを主な目的として、隊員6名が昭和基地から出発していきました。10月初旬からしばらく荒天が続き、何度も延期になりましたが、ようやく旅行に出発することができました。
AWSの新設の他、既設のAWSの保守、雪尺観測、積雪サンプリング、高層気象ゾンデ観測、無人磁力計の保守など様々なミッションを遂行するべく、6名で力を合わせながら往復800kmもの長い距離を雪上車で何日もかけて進んでいきます。越冬隊31名中6名が出発するので、昭和基地は普段よりだいぶ隊員が少なくなりますが、旅行に出発した隊員の分もしっかりと基地の維持・管理や留守中の観測業務に努めます。
旅行隊全員が元気に昭和基地へ帰還すること、そしてミッションが無事に達成できることを祈りながら手を振り出発を見送りました。
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