極域気水圏シンポジウム

第33回極域気水圏シンポジウムの開催について



国立極地研究所・気水圏研究グループは、毎年、極域の大気圏、雪氷圏、海洋圏の研究をテーマとしたシンポジウムを企画・開催しております。
本年3月に帰国した第50次越冬隊は、「南極地域観測第VII期計画(第48次隊~第51次隊)」の3年度計画を、また第51次夏隊は、新観測船「しらせ」による南極観測を実施しました。今年度に出発します第52次観測隊は、第VIII期計画の初年度の実施に向け、準備を進めております。

南極観測計画の他にも、国内外では北極、アジア、ユーラシアなど多岐にわたる地域で得られた観測データや試料を用いた共同研究が活発に行なわれております。これら解析結果はもとより、南北両極・寒冷域を主な対象とした大気科学、雪氷学、海洋学に関する研究成果を、広く議論するシンポジウムを開催いたします。

また本年度は、極域研究のより一層の進展を図るため、研究分野横断型の研究シンポジウムとして「極域科学シンポジウム」を中心に、従来の極域宙空圏・極域気水圏・極域生物極域地学シンポジウムと同時開催します。

本シンポジウムの趣旨をご理解頂き、広く研究成果の発表をいただきますよう御案内申し上げます。


日程:2010年11月30日(火)-12月1日(水)

                 (12月1日夕方には、極域科学シンポジウムの懇親会を予定)

会場:国立極地研究所2階大会議室


研究発表申込み:研究発表を希望される方は、発表申込書を9月27日(月)までに提出してください。講演予稿集の原稿締切は10月25日(月)です。WEBでの講演予稿の投稿に関しては、現在準備中です。


連絡先:

国立極地研究所 極域科学シンポジウム実行委員会 幹事 野木義史

〒190-8518東京都立川市緑町10-3