第6回 極域科学シンポジウム 分野横断セッション

[IM] 中層大気・熱圏

高度約10-100kmの中層大気、および約100-500kmの熱圏は、プラズマの振る舞いが重要な電離圏とも一部空間的に重なっており、各種気象現象が卓越する対流圏からの波動伝播や太陽・磁気圏起源の粒子降り込みなどに起因する様々な相互作用と大気上下結合過程が引き起こされる遷移領域でもある。この高度領域では、気象学的視点と超高層大気物理学的視点の双方が重要であり、両分野の協力・融合が不可欠である。そこで、中層大気・熱圏における諸現象を対象とする観測、理論、モデル等を用いた全ての研究の発表・議論の場として本セッションを開催する。

日時:11月17日(火) 終日
場所:統計数理研究所 セミナー室2(D304)
コンビーナ:冨川喜弘(国立極地研究所)