氷床コアラボラトリーは南極や北極等の氷床・氷河で掘削された氷床コア・雪氷コアの管理を行うとともに、基本分析を行っている。低温室内では氷床コア・雪氷コアの光学層位観測、電気層位観測等の非破壊分析を実施するとともに、コア試料の切り出し、表面汚染除去作業等の前処理作業を実施している。大気・雪氷分析室では前処理作業を行ったコア試料を融解した後、質量分析器、液体シンチレーションカウンター、イオンクロマトグラフ、レーザー微粒子計測装置、ICP質量分析器等を用いて種々の分析を実施している。最近では南極ドームふじで掘削した3,035mの氷床コアや、南極の多点において掘削した深さ100m程度の浅層コアの分析を重点的に行っているが、この他、北極域のグリーンランド、スバールバル、カナダ、アラスカなどの氷河で掘削されたコアの分析も行っている。また、コアの分析と関連し、大気・雪氷分析室、クリーンルーム等の設備の維持・管理、及び分析機器の維持・管理を行っている。また、月報を発行し、設備や機器の運用状況、試料の分析状況等の情報を利用者に提供している。
ドームふじ氷床コア研究のHPへ