生物圏研究グループ 渡辺佑基助教の著作『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』が毎日出版文化賞を受賞しました
2014年11月5日

生物圏研究グループ 渡辺佑基助教の著作『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』が、第68回毎日出版文化賞の自然科学部門を受賞しました。毎日出版文化賞は、過去一年間の著作物・出版活動の中で特にすぐれたものに与えられる賞で、文学・芸術部門、人文・社会部門、自然科学部門、企画部門、特別賞、書評賞の6部門でそれぞれ1点が選ばれます。
『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』は、「動物の生態を、最先端のデジタル技術を利用して観測し、得られたデータから物理メカニズムの考察をするという、大胆な試み」であり、「複眼的な視点から科学そのものを啓蒙する」(選考委員・成毛眞氏、11月3日毎日新聞朝刊)作品であるとして高く評価されました。
授賞式は11月28日に東京都内で行われます。
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