平成28年度成果
実施責任者:猪上 淳(国立極地研究所)
観測(みらいArCS航海)
研究
- 北極の気象観測で日本の寒波予測の精度が向上
12月19日 極地研よりプレスリリース(Sato et al. 2017, JGR)
- 北極航路予測のための海氷厚予測データの選別
ナンセン環境リモートセンシングセンターのTOPAZ4が有力
北極航路探索システムに実装(テーマ8との連携)


- 海氷予測モデル(短期)と波浪予測モデルの開発
同化する海氷データの種類・頻度を調査
波浪ブイ観測データを用いた波浪計算の比較

- 北極低気圧の予測可能性調査
特に顕著であった2012年、2016年夏季の北極低気圧の予測可能性を現業アンサンブル予報データにより調査

2012年8月に発生した北極低気圧の予測(低気圧経路と中心気圧)
- 国際連携観測
ニーオルスン(AWI)とソダンキュラ(FMI)による冬季ゾンデ観測
→札幌大雪予測研究
NAWDEXに貢献(みらい)→熱帯低気圧予測研究
韓国とドイツ砕氷船並びにバラノバ基地→台風10号予測研究
シンポジウム・セミナー・WS等
- 北極海航路の今(2016/6/27@東京)
- 気象・海氷予測と北極航路探索の統合(2017/2/21@紋別)
- 北極海航路をめぐる最新研究(2017/3/10@東京)
