ArCS 北極域研究推進プロジェクト

成果報告

平成28年度成果

国際共同研究推進:テーマ8
北極域データアーカイブシステム

実施責任者:矢吹 裕伯(国立極地研究所)

データ可視化検索ツールの高度化
  • Google Earthプラグインからより汎用性の高いCesiumプラグインの実装
  • ポーラステレオによるデータ検索が可能
ADSセキュリティーの高度化
  • ArCSプロジェクトのデータ取り扱い要項に従いデータアクセス権の見直しおよびシステムへの反映
  • テーマ毎にアクセス権の付与を行った。
データカテゴリの見直しおよびシステムへの反映
  • データの登録ユーザーによって決めることが出来る。
    1. 完全公開
    2. 内部公開(公開範囲を指定できる)
    3. 非公開(生データ等)
        原則非公開だが、利用したいユーザーの申請=>データ登録者が判断)
        データ利用者は特にユーザー登録は必要なし
VISHOPのバージョンアップ
  • VISHOPのバージョンアップを行い、様々な画像データの表示・保存に対応した他に、海氷面積グラフの加工・保存が可能なように高度化を図り、今後様々な時系列画像の公開が可能となった。
ArDirectoryの構築運営
  • ArCSにおける観測・モデル情報の収集閲覧サービスを構築することで、ArCSの観測やモデル情報の一覧およびMap表示が可能となった。
    =>改善の余地あり(改修予定)
VENUSの更新
  • プッシュ型データサービスVENUSのアプリの更新を行い、海氷情報以外にも気象予測データにも対応させた。このシステムは2016年みらい北極航海に実装しサービス提供を行った。
GPV Data Getter
  • 全球気象予測データGPVデータの切り出し・可視化サイトの開発を行った
テーマ1との共同で北極海航路探査システムの開発実装
  • 北極海海氷予測モデルの選定と北極海航路探査システムへのテスト的な実装(TOPAZ4データの実装)
その他
  • GTS配信システムの確立(テーマ1および気象庁)
  • ADSバックアップシステムの構築開始(北海道大学北極域研究センターとの協力)
  • アウトリーチ活動
    ・JpGU2016, 雪氷楽会in名古屋,大学共同利用機関シンポジウム等多数