2020年度 | ArCS II 北極域研究加速プロジェクト https://www.nipr.ac.jp/arcs2 北極域に関する先進的・学際的研究を推進し、その社会実装を目指します Thu, 03 Oct 2024 04:18:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 グリーンランドで氷河ポンプの直接観測に成功~氷河前に湧き上がる融解水の実態を解明~ https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2021-03-29-1/ Mon, 29 Mar 2021 01:40:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=1879 ArCS II 国際法制度課題からブリーフィングペーパー・シリーズ第3号「日本の北極域関与に関する評価と今後の展望」と題するポリシーブリーフが発行されました https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2021-03-26-1/ Fri, 26 Mar 2021 00:30:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=1874 ArCS II国際法制度課題からブリーフィングペーパー・シリーズが発刊されました第1号と第2号は、今話題の北極域の海洋プラスチック問題を扱っています https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2021-03-23-1/ Tue, 23 Mar 2021 07:10:22 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=1847 第13回Polar Law Symposium(極域法国際シンポジウム)の成果がプレスリリースされました https://www.nipr.ac.jp/arcs2/project-report/2021-03-22-1/ Mon, 22 Mar 2021 07:43:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=project_report&p=1829 極域法国際シンポジウム(Polar Law Symposium=PLS)は、世界で唯一、極域の国際法政策的課題につき学術的に議論する年次大会です。今回その13回の歴史上初めてアジアで、ArCS II国際法制度課題の研究代 […]

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極域法国際シンポジウム(Polar Law Symposium=PLS)は、世界で唯一、極域の国際法政策的課題につき学術的に議論する年次大会です。今回その13回の歴史上初めてアジアで、ArCS II国際法制度課題の研究代表者である柴田明穂・神戸大学教授が主催者となって、11月9日から30日まで完全オンラインで開催されました。

このシンポジウムについては以前ArCS IIウェブページでも紹介いたしましたが、今回、その成果がプレスリリースとして発表されました。

詳細はこちら。
http://www.research.kobe-u.ac.jp/gsics-pcrc/ja/arctic/press_release/j_20210319.html

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第1回ArCS II公開講演会『北極の今を知り、これからを探る』を開催します https://www.nipr.ac.jp/arcs2/outreach/seminar2021-04-25/ Mon, 22 Mar 2021 02:00:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/wordpress/?post_type=outreach&p=1388 ArCS II第1回公開講演会チラシ PDF 最近、北極の話題がメディアなどで取り上げられることが多くなりました。北極は地球温暖化の影響を最も大きく受けている地域の一つです。今、北極では何が起きているのでしょうか。北極海 […]

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開催概要

  • 日時:2021年4月25日(日)13:30~16:00(ウェビナーのオープンは13:15)
  • 開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
  • 定員:先着500名 参加費無料
  • 主な対象:一般
  • 共同主催:情報・システム研究機構 国立極地研究所、海洋研究開発機構、北海道大学
  • 参加方法:事前申し込み制 以下のURLからお申し込みください。
    https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_DPpzXEqIRTKhJcGX7KudBQ 


※参加方法の一部変更について
当初は講演会場での参加も可能としていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、オンライン参加のみに変更いたしました。チラシ等には講演会場についての記載が残っている場合がありますが、何卒ご了承ください。

プログラム

13:30 開会
13:30-13:40 関係者ご挨拶
13:40-13:45 ArCS IIプロジェクトディレクターからの趣旨説明
13:45-14:40 第1部:今、北極では何が起きている?
話題提供
『北極海の海氷減少が引き起こす海洋環境への影響:MOSAiC計画の紹介』
 野村 大樹 (北海道大学)
『気温上昇と降水量増加が引き起こすシベリアの永久凍土荒廃』
 檜山 哲哉 (名古屋大学)
『シベリア北方少数民族村落の社会変化と環境利用』
 大石 侑香 (神戸大学)
14:40-14:55 休憩(ArCS IIの活動を紹介する動画上映)
14:55-15:55 第2部:北極のこれからを語り合う
パネルディスカッション
モデレーター:柴藤 亮介(アカデミスト株式会社)
パネリスト: 榎本 浩之(国立極地研究所、ArCS IIプロジェクトディレクター)、 原田 尚美(JAMSTEC)、 荻田 泰永(北極冒険家)、野村 大樹、檜山 哲哉、大石 侑香
15:55-16:00 閉会挨拶

登壇者紹介

野村 大樹

北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 准教授
専門は、海氷生物地球化学、極域海洋生物地球化学。北極海、オホーツク海、南極海を中心に、海洋生態系や地球環境の変動と相互作用する海洋・海氷中の無機・有機ガスの動態変化と物質循環、その海洋・大気環境への影響を研究している。2020年、北極海に砕氷船を漂流させて通年で観測を行うMOSAiC計画に参加。

檜山 哲哉

名古屋大学 宇宙地球環境研究所 教授
専門は水文学、気候学、地球環境学。気候変動がシベリアの水・物質循環に及ぼす影響や、それらが現地社会に及ぼす影響を、国際共同研究や現地のステークホルダーとの協働を通して、超学際的に理解することを目指している。

大石 侑香

神戸大学大学院 国際文化学研究科 講師
専門は文化人類学。西シベリアの森林地帯にて北方先住民・ハンティを対象に現地調査を行う。人と環境の相互作用に関心を持ち、先住民のトナカイ牧畜や漁撈(ぎょろう)、狩猟採集等の生業や人類の毛皮利用ついて研究を行う。

榎本 浩之

国立極地研究所 副所長、ArCS II プロジェクトディレクター
専門は、雪氷学・気候学、リモートセンシング工学。海氷・氷床・積雪変動の衛星リモートセンシングを実施し、雪氷圏変動と気候との関係を探っている。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書を執筆。国際北極科学委員会の副委員長。

原田 尚美

海洋研究開発機構 地球環境部門 地球表層システム研究センター センター長
専門は、古海洋学、生物地球科学。採取した海底の堆積物に含まれる有機物や微化石を解析し、過去の海洋環境を復元する研究や、北極海の海氷減少にともなう海洋生物の生産や生態系の応答を明らかにする研究を進めている。第60次南極地域観測隊・副隊長兼夏隊長。

荻田 泰永

北極冒険家
カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2000年から2019年までの20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地を約10,000km移動する世界有数の北極冒険家。次世代に自身の体験を伝える活動にも取り組む。

柴藤 亮介(司会・モデレーター)

アカデミスト株式会社
2014年に日本初の学術系クラウドファンディングサイト「academist」を設立。「研究者をつなぐ」事業を展開することで、開かれた学術業界を実現し未来社会の創造に貢献することを目指す。

お問い合わせ

国立極地研究所 国際北極環境研究センター
E-mail:

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第13回極域法国際シンポジウムにおいて、ArCS II国際法制度課題として取り組むべき北極国際法政策研究の課題と今後の方向性が示されました https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2021-03-22-2/ Sun, 21 Mar 2021 19:40:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=1825 変形しながら落下する雨粒の数値シミュレーションが可能に https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2021-03-22-1/ Sun, 21 Mar 2021 19:29:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=1821 北極動植物相保全(CAFF)作業部会役員会議について https://www.nipr.ac.jp/arcs2/dispatch/2021-03-19-1/ Fri, 19 Mar 2021 08:08:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=dispatch&p=1855 報告者:内田 雅己(国立極地研究所/陸域課題)  2020年9月16日から17日(日本時間では17-18日)にかけて、北極動植物相保全作業部会(CAFF)の役員会議がオンラインで開催されました。今回はスウェーデンが議長国 […]

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報告者:内田 雅己(国立極地研究所/陸域課題)

 2020年9月16日から17日(日本時間では17-18日)にかけて、北極動植物相保全作業部会(CAFF)の役員会議がオンラインで開催されました。今回はスウェーデンが議長国となって3回目の会議であり、北極国と常時参加者に加え、国連環境計画(UNEP)、世界自然保護基金(WWF)、国際北極科学委員会(IASC)、イタリア、オランダ、スイス、スペイン、ポーランド、中国、韓国、日本が参加しました。 

 今回の会議は、高級北極実務者(SAO)会合に向けた2019-2021年の活動成果報告および2021-2023年の作業計画の提出を考慮したものとなりました。

 ここ数年、作業部会間の協業が活発化しています。北極圏の侵略的外来種(ARIAS)プロジェクトについては、今後の実施計画について議論されました。特に、バラスト水などの船舶による侵略的外来種の移動に関するCAFFと北極圏海洋環境保護作業部会(PAME)の共同作業の可能性について検討されました。また、CAFFと北極圏監視評価プログラム作業部会(AMAP)におけるスコーピングプロセスについては、これまでの進捗状況と次のステップの概要の説明がありました。この中で、伝統的な知識や地域固有の知識を取り込むことについての議論やCAFFとAMAPでのコンセンサスを得ることの重要性について議論されました。

 北極渡り鳥イニシアティブ(AMBI)では、オブザーバーの貢献記録(ROC)についてSAOの承認を得ました。今後オブザーバー国であるスペイン、韓国および中国とROCの開発を進める予定です。東アジア・オーストラリア地域フライウェイについては、インドとの関係強化を図っており、フライウェイの名称の変更についても検討することになりました。

 北極圏生物多様性行動計画は2021-2030年の行動計画を作成する必要がありました。しかし、COVID-19蔓延の影響により北極域での活動の見通しが立たず、計画策定が困難なため、行動計画の完成を2023年まで先延ばしにすることになりました。このようにCOVID-19はCAFFの活動に多大な影響を及ぼしていますが、SAOもこのことを危惧しており、COVID-19がCAFFに与える影響、およびCOVID-19とその影響に関係する潜在的な新規プロジェクトについてCAFFに回答を求めています。そのため、CAFF事務局と役員メンバーは、COVID-19がCAFFの活動にどのような影響を与えているのか、また今後どのような影響を及ぼすのかについて情報収集をすることになりました。

CAFF ウェブサイト(英語)

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国立極地研究所広報誌「極」19号でArCS IIが特集されました https://www.nipr.ac.jp/arcs2/info/2021-03-19-1/ Fri, 19 Mar 2021 05:35:00 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=info&p=1805 a {color: navy; }