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出張授業・東京都葛飾区立柴原小学校

2023年12月7日(木)に、東京都葛飾区立柴原小学校の6年生を対象に、キャリア教育の一環として研究者という職業を紹介する、木村 詞明氏(東京大学 大気海洋研究所)による出張授業を実施しました。講師の木村氏による実施報告を掲載します。


「北極の研究者って何を考えているの?」と題した授業では、北極研究者の立場から、研究のやりがいや、何かに強い興味を持っていれば研究者になれること、「わからないこと」を自分で見つける楽しさ、どんな仕事にも科学的な視点が大切なことなどを語りました。

参加した児童からは、「なぜ北極にはペンギンがいないのか?」、「北極の海にはどんな魚がいるのか?」、「北極と南極はどちらが寒いか?」、「研究者になるにはどこの大学にいけばいいのか?」、「研究者になるために資格は必要か?」など様々な質問を受け、こどもたちが研究やそれを仕事とすることに強い関心を持ったことがうかがえました。



ArCS IIは、木村氏と共同で開発した北極海の海氷分布を予想するワークショップ「どうなる?これからの北極~海氷編~」を、学校や社会教育施設向けに教材化しています。今回の出張授業では、教員が事前にこの教材を使って授業を行うことで、子供たちは北極や北極海の海氷、地球温暖化についての学びを深めることができました。

学校・団体名 東京都葛飾区立柴原小学校
対象 6年生
実施日 2023年12月7日(木)
講師 木村 詞明(東京大学 大気海洋研究所)
活動内容 自身の研究や「研究者」という職業についての講演会(45分)
参加人数 47名
参加者からの声 ・今まで全く知らなかった北極のことについて学べて、とても楽しかったです。

・動画で見た氷の動きが面白かったです。

・研究者の人数を聞いて驚きました。こんなに多くの人がいるほど、地球にはまだまだ分かっていないことや発見されていないことがあるんだなと思いました。

・科学者のやりがいや楽しさを知って、科学者に興味が湧きました。

・今日はすごく楽しくて、いろいろな発見と疑問が出てきて、研究者に興味を持ちました。

・木村先生の話を聞いて、ぼくも科学者になりたいと思いました。

・自分の好きなものを観察することについて、とても自信がついた気がします。

・「わからないを見つけよう」というメッセージがすごく心に残りました。

・「これって何だろう」や「どうしてこうなるのか」など、普段の生活から「考えること」を大事にしていきたいと思いました。