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出張授業・東京都小平市立小平第五小学校

2024年1月29日(月)に、東京都小平市立小平第五小学校の6年生を対象に、研究者という職業と北極研究について紹介する、内田 雅己氏(国立極地研究所)による出張授業を実施しました。



「北極での研究」と題した授業では、研究者とはどのような人か、どのように研究するのか、海外での野外調査に大切なことは何かを紹介した後、北極の温暖化が環境や生態系に与える影響、私たち人間の活動について考えることの重要性を語りました。

参加した児童からは、「研究者になるために資格は必要か」、「どんな新発見が一番うれしいか」、「北極で好きな生き物は何か」、「氷の中にも微生物はいるか」、「北極に住んでいる人はいるか」などさまざまな質問を受け、生徒たちが研究者や北極についてに強い関心を持ったことがうかがえました。



ArCS IIは、木村 詞明氏(東京大学 大気海洋研究所)と共同で開発した北極海の海氷分布を予想するワークショップ「どうなる?これからの北極~海氷編~」を、学校や社会教育施設向けに教材化しています。今回の出張授業では、教員が事前にこの教材を使って授業を行うことで、子供たちは北極や北極海の海氷についての学びを深めることができました。

学校・団体名 東京都小平市立小平第五小学校
対象 6年生
実施日 2024年1月29日(月)
講師 内田 雅己(国立極地研究所)
活動内容 研究者と北極研究についての講演会(45分)
参加人数 88名
参加者からの声 ・北極は一面が氷に閉ざされている海かと思っていたけど、植物やトナカイやキツネなどの動物があって自然的で、もっと北極を知りたくなりました。

・講演を聞いて北極にはいろいろな問題があることが分かりました。特に氷がとけていることが印象に残りました。

・研究者が大学で授業をしたり、1人ではなく仲間と協力して研究したりすることを知らなかったので驚きました。

・北極での外での調査で、安全に調査するためにいろいろな工夫していることが心に残りました。テントで生活しているとは思いませんでした。

・私は雪がとけることに悪い点しか見つけることしかできなかったけど、研究者は良い点も見出していてすごいと思いました。

・北極や南極は遠いと思っていたけど、講演会を聞いて知ることで、少し身近に感じられました。

・トナカイが冬に穴を掘ってエサを探すことを初めて知りました。今度は自分で北極の動物について調べてみたいです。

・雪に微生物がいると聞いて、とてもびっくりしました。北極にはまだ未知の生物がいるかもしれないので興味が湧き、生物を調べたいなと思いました。