2016年3月8日掲載
第57次南極地域観測隊は、2015年12月23日に昭和基地に到着し、物資輸送、夏期観測、夏期設営作業、前次隊からの引継ぎを行い、2016年2月1日に越冬交代式を行い、1年間昭和基地を守ってきた第56次隊から基地の運営等を引き継ぎました。
同14日、最後まで基地に残って引継ぎや作業支援に当たっていただいた第56次越冬隊の一部の隊員と第57次夏隊が最終便のヘリコプターで昭和基地を離れ、30人による越冬生活を開始しました。
その後、無事に越冬準備が完了し、2月27日には越冬成立式を執り行い、30名のみで越冬中の基地の維持・運営を担い、各種の観測、設営作業を安全に行なって行くことを宣言しました。
これまで関係機関の皆様からのご支援に感謝いたしますと共に、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。