昭和基地では、消防署が近くにないため自分たちで昭和基地を火災から守らなければなりません。毎月消火訓練が開かれますが、2月16日に第一回目の訓練が開かれました。まずは、オリエンテーションから始まります。火災警報後の対応や防煙マスクの装着方法などを学びました。
また、居住棟からの避難経路も確認しました。1階の住人はそのまま地面に出られますが、2階からは場合によっては外から地面に逃げなくてはなりません。非常階段はありますが、今回は避難梯子を伝って脱出する方法を訓練しました。落下防止に安全帯を着用して行っています。もちろん緊急時には安全帯を着用する余裕などないのですが、訓練を重ねることにより身をもって覚えてゆくことが重要です。
|