白夜が終わり、陽も沈むようになって、昭和基地では夜間のオーロラ観測のために灯火管制(すべての建物から光が漏れないように遮光します)が行われ、本格的な光学観測が始まりました。(光学観測中の隊員の写真を挿入)
特殊な高感度カメラを使用して夜空の撮影が夜通し行われ、オーロラの形状や色などの時系列変化を記録します。カメラには、空全体を一度に写すことができる魚眼レンズが取り付けられたものもあります。(全天カメラ画像を挿入)
この光学観測により、オーロラを光らせている粒子のエネルギーなどの情報が得られます。この観測は、夜が長くなるこれからが本番。宙空担当隊員2名が交替して10月まで毎晩続けられます。 |