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〜このページでは観測隊の最新情報をお送りします〜
海氷安全講習 2009年3月6日
野外安全行動訓練に続いて海氷安全講習が実施されました。 昭和基地は東オングル島にありますので、島外に調査に出かけるためには海氷を渡らなければなりません。
島や氷山の波打ち際には、潮の干満の影響でできたタイドクラックと呼ばれる割れ目が生じ、非常に危険です。
そのため、タイドクラックの有無をゾンデ棒と呼ばれる鉄の棒でつついて確認し、危険性を判断します。
また、海氷を渡るときに重要なのが海氷の厚さです。
氷の厚さによって使用できる雪上車の大きさが変わりますので、一定距離もしくは氷面の変化する場所で氷厚を測定します。
写真では手動ドリルで氷に穴を空けて厚さを測定していますが、この辺りの海氷は安定して厚かったため、実際の厚さは測定できませんでした。
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