3月17日から20日にかけて医療隊員により健康診断が行われました。越冬隊員全員を対象として、体重・腹囲・体脂肪率などを測定し、血液の分析を行いました。
昭和基地は、周囲の文明圏とは隔絶した環境にあり、医療的には自己完結しなければならないため、隊員の健康を良い状態に保つ必要があります。健康状態を把握し、未然に病気を防ぐことで隊員の活動を円滑に進めてゆくことができるのです。この健康診断に加え、第50次隊では、活動量計(隊員の希望者)による日常動作量の計測、食事量調査など、運動・栄養とさまざまな観点から隊員の「健康」を保つ試みを行っています。 |