昭和基地では調理隊員2名が隊員の食事を毎食作ってくれています。その負担を少しでも軽減して楽になってもらおうと麺好きの有志が集い、「麺恋倶楽部」を作りました。4月12日の休日の昼食が第一回目の調理活動です。まずは、うどんから作ります。粉に塩・水を加え練ってゆきます。ある程度の塊になったところで足で踏んでコシを出してゆきます。最終的に伸ばして、手切りします。
茹で上がった麺は、食事開始後あっという間に隊員の胃袋の中に吸い込まれてゆきました。各倶楽部員の麺に対する愛情(?)の差がコシの強さに出たのか全く同じ麺は出来ず、いろいろな味わいを楽しむことが出来ました。
デザートには、喫茶「おばちゃま」からタルト・タタンが添えられました。これまた、喫茶係手作りの味わい深い仕上がりとなっており隊員の中に満足が広がりました。かくて、調理隊員は一食ですがわずかの休みを頂戴することと相なりました。 |