南極地域観測隊では、昭和基地で様々な観測をしています。
電離層の観測もそのひとつです。
電離層とは上空60km〜1000km付近の地球の大気の一部が電離している領域のことをいいます。極域の電離層はまたオーロラが現れる場所でもあり、太陽の影響や地球の周りの宇宙空間の様々な変動が現れやすい場所といえます。
昭和基地では、第3次隊から50年以上にわたって電波による電離層観測を続けてきており、長期間にわたる貴重なデータが得られています。
後で紹介する予定ですが
・電離層垂直観測
・オーロラレーダを利用した電波オーロラ観測
・リオメータを使用したオーロラ粒子、銀河電波観測
など、様々な観測を行っております。
毎年電離層観測で1名が越冬しています。
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