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新「しらせ」は、海洋の観測、大気の観測、地球物理の観測などを航走しながらやれるように設計されました。でもたまには、「しらせ」を停めて観測を行うこともあります。写真は、プランクトンという海に住む小さな生物を集めるネットです。正式名称は、北太平洋標準ネット（双子型）【North Pacific Standard Net (twin type)】、英名を略してノルパックネットと呼ばれています。南大洋で北太平洋ネットとはこれいかに。
海にはいろいろなプランクトン種類のプランクトンが棲んでいます。集める方法によって、量はもちろん、種類も変わってきます。いろいろな人が、いろいろなネットで集めていたら、お互いの最終結果が比較出来なくなるため、ネットの網目の大きさ、長さ、開口部の大きさ、ネットの曳きかたが統一されたのです。ノルパックネットは北太平洋に棲むプランクトンにあわせて設計されているので、将来的には、南大洋標準ネット【Sothern Ocean Standard Net】、略してソーネットが開発されるかもしれません。
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